まるほん旅館おかみ日誌

本州最北端 下北半島 下風呂温泉郷で130年続く宿「まるほん旅館」と、下風呂温泉郷の出来事を紹介しています。

2011年03月

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おとといの東奥日報の朝刊を見て驚きました!
福島の原発に命がけの放水をした東京消防庁のハイパーレスキュー隊。
その中の総括隊長が何と!なんと!
わが風間浦村出身だったのですよ!みなさん!
TVでの会見を見て感激していたのですが、まさかご近所出身だったとは!
何だかとても感激、風間浦村も捨てたもんじゃないでしょ。
向かって左側の、冨岡さん、風間浦村蛇浦の出身です。
気持ちがこもった会見でした、誠実な人柄が表れていました。
ご苦労様です。
一段落したら、下風呂の湯っこで、ゆっくりしさい・・。(と言いたいです)

(写真はニュース写真をお借りしました。)

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ちわ~鮟鱇です。
11日の地震は大変だったね。
下風呂はお陰様で、大した被害も無く、今日はもう普通の日に戻っていますよ。
でも、旅館やホテルには沢山のキャンセルが出たので、夜は窓の明かりも少なく、ちょっと暗いんだ。
日本海側、秋田の方とか、北海道経由だと、ちゃんとたどり着けるから、落ち着いたら、皆さん又下風呂に遊びに来てね。そうか~ガソリンも問題だね~、でも絶対に僕の事、忘れないでね、風間浦のあ・ん・こ・う!



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・・と、鮟鱇君からの伝言お伝えしました。よろしくね!

BY イワツカ

(無断で使わせていただきました!
許して・・・。お礼は、温泉入浴・・・いかがでしょうか?)

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今年も風間浦村に鮟鱇の季節がやってまいりました。
アップがかな~り遅くなってしまいましたが、先月2月5日にオープニングイベントがありました。
場所は下風呂漁港の荷捌所。
鮟鱇祭りの会場にはぴったりでしょ。

 
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外の雪の上では、鮟鱇の雪中切りの実演です。
水色の箱には、解体された鮟鱇が部分ごとに分けられます。
鮟鱇は骨と口以外は全部食べられるのです。
ですから解体は素早く丁寧に!
・・・言うのは容易いのですが・・難しいんだこれがね。


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商工会女性部や、女将の会のお母さん方が、影の主役。
この人たちの力無しには、鮟鱇汁はできません。


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やっぱり、大事なのは味見。
ど~れどれ、めぐでぎだがな?
オープニングイベントでは、特別に味噌味と、塩味の鮟鱇汁が提供されました。
こちらは味噌味。


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そして、こちらは塩味。
個人的には、さっぱり系の塩味の方が好きでした。

去年は、初めてという事もあり、大鍋での鮟鱇汁の難しさを思い知りました。
柔らかい身なので、最後は溶けてしまい、ドロドロな状態に・・。
今年は、ちょっとした工夫で、こんなに美味しそうな鮟鱇汁を最後まで提供できました。


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外では、1杯300円の券を求める人の列ができていました。
今年は、お天気が良くて最高ですね。


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今年から、鮟鱇のにぎり寿司も提供されました。
3かんで、400円。
新鮮な鮟鱇が上がる、風間浦村ならではの鮟鱇にぎり。
アクセントに肝が乗っていて、美味しそうでしょう。
あっという間に売り切れです。
食べる事が出来た人は、ラッキーです。


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因みにこちらはスタッフ用おにぎり。
仕事をしながら皆で食べるおにぎりは最高です。


この鮟鱇祭り、今年は3回開催されます。
2回は終わりましたが、最終日、3月5日(土)もお昼頃から、下風呂漁港で開催されます。
鮟鱇汁は味噌味のみですが、鮟鱇にぎり寿司も販売されます。
お早めにどうぞ!

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